【事業承継は対話が9割?】

こんにちは、対話のチカラで事業承継を支援する専門家である承継対話支援士の鹿島です。

1月6日から仕事始めという方が多かったのではないでしょうか。

僕自身も6日から仕事始めでしたが、1月4日の朝にスマホが動かなくなり、8日夕刻まで5日間スマホが使えないという波乱のスタートになりました。

スマホが使えなくて困ることが多々あるなぁと痛感させられた5日間でした。

ここ数年、スマホやパソコンのセキュリティ強化の一環として2段階認証するものが増えました。

これが最も大変でした。

スマホな使えないと2段階認証できないので、一部の作業はできませんでした。

嘆いていても仕方がないので、スマホなしでもできることに力を入れようと割り切りました。

例えば、セミナーの登壇とか、資料作りは問題ありませんでした。

今年になってからメディアが2025年問題を採り上げる機会が増えています。

団塊の世代がすべて75歳以上になり、国民の4人に一人が75歳以上という「超高齢化社会」になっていくことを意味しています。

後継者がみつからずに、70代後半や80代になった経営者も多数います。

事業承継は10年近くかかる一大イベントです。

理想的には、50代後半から準備を始めて60代で後任の社長として育てる感じです。

事業承継は対話が9割!頼れる専門家とのつながり方と対話で得られる3つの安心感


事業承継を進める上で、「誰に相談すればいいのかわからない」という声をよく耳にします。

実際、事業承継は税務、法務、財務、人事、経営戦略など、多岐にわたる専門的な知識を必要とします。

そのため、一人で抱え込むと準備不足や判断ミスにつながり、後継者や会社全体に負担をかけてしまう可能性があります。

そこで本記事では、事業承継を成功させるために必要な「専門家とのつながり方」と「対話を通じて得られる安心感」についてお伝えします。

ただし、専門家に丸投げする事業承継は多くの場合、うまくいきません

その理由は、経営者や後継者が事業承継対策として何をしており、どんなメリット・デメリットがあるのかを理解できていないため、専門家がいなくなった途端にうまくいかなくなりかねません。

大切なことは、経営者と後継者がしっかりと対話を繰り返し、自らが主導権を握り、何を専門家に相談すればいいのかを考えることなんです。

この記事を読み終える頃には、「まず誰に相談すれば良いのか」明確になり、次の一歩を踏み出せるはずです。


専門家に相談するべき理由

事業承継には、経営者個人では解決が難しい課題が多く存在します。たとえば、以下のような場面で専門家の知識と経験が役立ちます。

  1. 株価や資産の整理
    業績が好調な企業ほど、株価が高くなり、後継者に多額の相続税や贈与税が発生します。事前に適切な株価対策を講じることで、後継者の負担を大幅に軽減することが可能です。この分野では、税理士や公認会計士が頼りになります。

  2. 法律面の整理
    会社の権利や契約関係を明確にしないまま事業承継を進めると、後継者が法的トラブルに巻き込まれるリスクがあります。司法書士や弁護士は、法的な観点から事業承継をサポートします。

  3. 後継者の育成と引き継ぎ計画
    後継者が自信を持って経営に取り組むためには、段階的な引き継ぎ計画が必要です。この点で、中小企業診断士や経営コンサルタントが役立ちます。


専門家とのつながりを作る方法

では、どのようにして信頼できる専門家とつながることができるのでしょうか?以下の方法を試してみてください。

  1. 知人や取引先からの紹介を活用
    長年の取引先や信頼できる知人に相談してみましょう。「事業承継に詳しい税理士を知りませんか?」など、具体的な分野を伝えると、的確な紹介が得られやすくなります。

  2. 専門家団体や地域のネットワークを利用
    税理士会や中小企業診断協会、商工会議所など、専門家が集まる団体やイベントに参加するのも有効です。セミナーや勉強会で直接相談できる場合もあります。

  3. 無料相談窓口を活用
    各都道府県にあるよろず支援拠点や事業承継・引継ぎ支援センターでは、事業承継に関する無料相談窓口を設けていることがあります。最初の一歩として利用するのも良いでしょう。


対話で得られる3つの安心感

専門家と対話を重ねることで、次のような安心感を得ることができます。

  1. 未来が見える安心感
    現状の課題を明確化し、将来のプランを立てることで、経営者自身だけでなく、後継者や従業員にも安心感を与えられます。
  2. 負担を軽減できる安心感
    専門家と話すことで、難しい法律や税務の課題を一人で抱え込まずに済みます。「自分には支えてくれる人がいる」と実感することが、心の負担を軽減します。
  3. 決断に自信が持てる安心感
    専門家のアドバイスを受けることで、経営者としての決断が「正しい」と確信を持てるようになります。これは、事業承継を進める大きな原動力となります。

行動を始めるための第一歩

事業承継は緊急性が低いように感じられるため、後回しにされがちです。しかし、準備には長い時間がかかるため、早めに動き出すことが重要です。最初の一歩として、気になる専門家に相談する時間を作ってみてはいかがでしょうか?

専門家との対話を通じて、事業承継は「難しい」から「実現できる」へと変わります。そして、安心感とともに、会社の未来を築く一歩を踏み出せるはずです。

関連記事

RELATED POST

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
MENU
お問合せ

(月 - 金 9:00 - 18:00)カスタマーサポート