【教えたがり病をがまんできますか?】

対話のチカラで事業承継をを支援する承継対話支援士の鹿島です。

事業承継の悩みというのは、経営者や後継者など企業側の悩みだけでなく、支援する側の悩みも多いんです。

特に、事業承継のコンサルティングを受注したいのにできないという悩みが多いです。

コンサルティングなどの高額な案件をいきなり提案しても顧客は躊躇します。

そこで、セミナーなどで集客するということが多いと思います。

契約を獲得できないと悩む士業やコンサルタントの多くは、「教えたい病に罹っている」ことが多いです。セミナーで自分が持つノウハウを話しすぎてしまっているように感じます。セミナーを聞いた人は、「いいことを聞いた、自分でやってみよう」となります。これではこの先生にお願いしようとはならないですよね。

セミナーでお伝えするべき内容がズレていることが原因なんですが、僕も含めてついつい教えたがり病に罹ってしまいます。

事業承継は経営者と後継者がしっかりと会社の未来について話し合うことが大前提ですが、ついつい先生としてあれこれとアドバイスしてしまうんです。これだと、経営者や後継者は自分たちが考える場合に比べて当事者意識が欠けてしまうんですね。

“対話を重視した学び”をすることで、支援力が大幅にアップする!

「事業承継を支援する力」を高めるには、知識習得型の学びではなく、「対話を重視した学び」が効果的。
たとえば、「承継対話支援士」のようなトレーニングを受けることで、次のようなスキルが身につく。

① 経営者との信頼関係を築く「聴く力」

  • 「事業承継の話をしよう」と言わずに、自然と本音を引き出す質問力が身につく
  • 「承継」の話題をストレートに出すのではなく、経営者の人生観や価値観を引き出す対話法を学ぶ

② 「対話型支援」の実践力

  • 事業承継の対話フレームワークを活用し、経営者が自ら考えるサポートができる
  • 支援者自身が「正しい答えを持っていなくてもいい」と思えるようになり、プレッシャーを感じずに支援ができるようになる

③ 「支援のチームづくり」ができるようになる

  • 事業承継は一人では対応できないが、「対話型支援」を学ぶことで、専門家同士の連携がしやすくなる
  • 例えば、税理士や弁護士は専門知識の提供に特化し、中小企業診断士やコンサルタントが対話をリードする形でチームとして支援できる

4. 「知識習得型」から「対話型」へ—専門家が変われば、支援の質も変わる

事業承継の支援を成功させるには、従来の「専門知識を学ぶだけ」のアプローチでは不十分。

これからの支援者に求められるのは、「対話を通じて、経営者が自ら決断できるようにサポートする力」である。
承継対話支援士のような対話型の学びを取り入れることで、事業承継の対応力が格段に向上し、より多くの経営者を支援できるようになりますよ。

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