対話のチカラで事業承継で事業承継を支援する『承継対話支援士®』の鹿島です。
普段はオンラインでしか会えない承継対話支援士仲間と初めてのリアル勉強会をやりましたよ。
カードゲームを使って、事業承継を支援するうえでどんな悩みや課題があるのかを話し合いました。
事業承継の支援をどのように盛り上げていくか、結構熱く語り合いましたよ。
事業承継支援は、最初の30秒で決まる(場づくりのひと言)
【ケース】
社長は「継がせるつもり」。後継者も「やります」。なのに面談が始まると、空気が重い。
支援者(診断士・士業・金融)が正しい論点を並べるほど、社長は黙り、後継者は相づちになる——。
この“止まり方”、見覚えありませんか。
結論から言うと、承継が動かない原因は知識不足より場の未設計です。
誰が悪いでもない。親子・同族・社内の力学の中で「本音を言うと揉める」から、当事者は無意識に守りに入ります。だから支援者の最初の役割は、答えを出すことではなく安心して話せる型を置くことです。
最初の30秒で言う「場づくりのひと言」
私は冒頭で、次の宣言を入れます。
宣言テンプレ
「今日は“事業承継の正しい進め方を学ぶ”より、社長と後継者がどんな会社にしたいのかを話し合います。
経営者と後継者が、お互いの思いを伝え、理解しあうことを目標にします。」
これを言うだけで、面談の空気が変わります。
支援者が“裁く人”ではなく“進める人”になるからです。
多くの経営者は、事業承継の相談をするということにあまり期待していません。
過去に相談したものの、きちんとした助言がもらえなかったとか、支援が途中で尻切れとなってしまった、といった失敗した経験をもっている経営者が多いのです。
そのためか、承継対話支援士®として経営者と後継者の対話を促すだけで、「こんなに事業承継の話ができるとは思っていなかった」という感想をいただきます。
逆にいうと、事業承継の支援ができるだけで、他の士業やコンサルタントと差別化できるのです。
ビジネスチャンスが沢山あるということですね。
30秒宣言のあとに続ける質問(2つだけ)
- 社長へ:「何が引き継がれたら、安心ですか?」
- 後継者へ:「引き継ぎたいものと、変えたいものは何ですか?」
※ポイントは、ここで解決策を出さないこと。まず言葉を揃える。
保存用:議事メモ枠(これで面談が締まる)
- 今日の論点(3つまで):____
- 今日の合意(1つだけ):____
- 次回までの宿題(1つ):____(担当:__/期限:__)
- 次回日程:____
【今週の宿題】
次の面談で、冒頭30秒の宣言を“そのまま”言ってください。
そして最後に「宿題1つ+担当+期限」まで決めて終える。これだけで、止まっていた承継が動き始めます。
あなたの現場では、面談の空気が重くなるのは「社長が黙る」「後継者が黙る」どちらが多いですか?(理由も一言あると嬉しいです)
『対話のチカラで事業承継を支援したいと思う方は、承継対話支援士®養成講座の説明会にご参加ください。』
https://jiririta-japan.com/lp01/
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