対話のチカラで事業承継を支援する『承継対話支援士®』の鹿島です。
中東がきな臭くなってきましたね。短期間で落ち着いてくれることを祈ります。
さて、週末に大学のOB・OGのビジネス交流会に参加しました。
全体で70名くらいの人が参加していました。
現役の大学生から70代の重鎮たちまで多彩な人が参加していましたよ。
出身学校が同じということもあり、打ち解けるのが早いですね。
今回のテーマは、こちらです。
「何年も進まない承継」を動かす技術──第三者の“場づくり”が最強な理由
【ケース】
社長は「継がせるつもり」と言う。後継者も「やります」と言う。
税務・法務・金融の論点も一通り出ている。なのに、1年、2年…承継が進まない。
面談のたびに“正しい話”は増えるのに、決まることが増えない——。
この停滞の原因は、知識不足ではなく場が設計されていないことが多いです。
事業承継は「正解を提示する仕事」ではなく、「当事者が納得して決められるプロセスをつくる仕事」。
ここで第三者が果たせる価値は、税でも登記でもなく、まず対話の交通整理です。
第三者の場づくりが効く理由(3つ)
- 当事者同士だと言えないことがある(親子・同族・社内の力学)
- 論点が多すぎて、優先順位が崩れる(株式、退職金、納税、幹部、金融…)
- “決め方”が決まっていない(誰が・いつまでに・何を決めるか不明)
具体技術:止まる承継を動かす「30分の場の設計」
次の3点だけ守ると、初回から前に進みます。
①ゴールを“結論”にしない
冒頭でこう宣言します。
「今日は結論を出すより、論点を揃えて“次に進む合意”を作ります。」
②論点を3つの箱に入れる
- 社長:何が引き継がれたら安心か
- 後継者:引き継ぎたい/変えたいと思うことは何
- 両者:今年決めること/来年でもいいことは
③宿題は1つ、担当と期限を必ず置く
承継が進む会社は、面談後に“行動”が残ります。
テンプレ(議事メモにそのまま)
- 今日の論点:____
- 今年決めること(1つ):____(期限:__)
- 次回までの宿題(1つ):____(担当:社長/後継者/支援者)
- 次回日程:____
【今週の一歩】
次の面談で「宿題1つ+担当+期限」だけ決めて終えてください。
たったこれだけで、“何年も止まった承継”が動き出すことがあります。
専門性(税務・法務・金融・経営)は、その後に最大化できます。
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https://jiririta-japan.com/lp01/
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