【なぜ、専門家に依頼すると事業承継は失敗するのか】(No15)

対話のチカラで事業承継を支援する『承継対話支援士®』の鹿島清人です。

ぼくは、志師塾が提供している『問活®(トイカツ)』のメンバーです。

問活とは、質問するという行為を通じて『考える』習慣を身に着けます。

『考える』習慣がつくと、自分とは違う意見や考え方に対して寛容になります。

『受け止めるチカラ』が高まるんですね。

受け止めるチカラが高まると、自分の考えを発言しても周囲が受け止めてくれるようになります。

最近の言葉でいうと『心理的安全性が高まる』んですね。

仮に間違っていたり、頓珍漢な意見を言ったとしても、周囲は『どんまい』と受け止めてくれます。

自分の存在を受け入れてもらえていると感じると、組織や会社に対する「愛着が湧いてきます」。

先週、問活のメンバーとの勉強会に参加しました。

普段、経営相談に来られた経営者や、研修・セミナーの受講生の方に質問することが多いのですが、質問され、考え、答えるというプロセスを何度か踏んでいくと「楽しんでいる自分がいる」ことがわかります。

これだから質問って止められないんでしょうね。

その勉強会で、僕が始めた『承継対話支援士®養成講座』の取り組みを好事例として採り上げてもらいました。

問活®の実践方法は、質問家の河田真誠さんが考案された経営者ノートやスタッフノートを使って12回にわたって質問する講座を行うことが多いです。

僕は、事業承継の支援をすることに問活®で学んだ質問するという要素を『承継対話支援士®養成講座』や、普段の事業承継の支援に活用するスタイルにアレンジしています。

『承継対話支援士®養成講座』を創ろうと思ったきっかけは、銀行員時代からコンサルティング会社や士業など専門家に事業承継の支援を依頼したクライアントの多くの事業承継が失敗した事例を見てきました。
本来、経営者と後継者が会社の未来をどのようにしたいかという思いを擦り合わせることなしに、節税や流行りの事業承継対策に飛びついてはいけません。
でも、コンサルティング会社や一部の心ない士業は目新しい提案をしようとして、経営者に事業承継の提案をしてきます。

逆に、事業承継を成功させた企業のほとんどが、事業承継をやる前から意識的に経営者と後継者が事業について対話する環境が整っていたということに気が付きました。
そこで、経営者と後継者が対話できる場作りをする支援者が必要なのではないかと考え、『承継対話支援士®養成講座』をはじめることにしました。

「事業承継支援を始めるなら、専門知識はいらない!対話力で差をつける新時代のアプローチ」

「事業承継は専門家でなければ支援できない」と思っていませんか?

実は、それは誤解です。

今必要とされるのは、経営者と後継者をつなぐ“対話の力”です。

「対話で事業承継を支援する」という新しいアプローチに目を開かせるカリキュラムです。

専門知識に頼らない支援の魅力をぜひ感じてください!

 

事業承継の支援をしていて楽しいのは、何年も進んでいなかった事業承継が、ちょっとした質問がきっかけで急に動き出す瞬間に立ち会えることかもしれません。

経営者と後継者があまり口を聞かなかった関係から、会社の未来についてお互いに楽しそうに話をするようになることが多々あります。

面談が終わる際に、「相談してよかった。こんなことなら、もっと早く相談すればよかった」と仰る経営者や後継者を見ると、僕自身がとてもエネルギーを貰えます。

承継対話支援士®養成講座の案内を兼ねたオンラインセミナーを定期的に開催しています。

ご興味がある方がこちらからお申し込みください。

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無料ご招待しますね。

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